相模原夫婦殺害事件 逮捕された16歳長男を殺人の罪で起訴 検察

ことし2月、相模原市の自宅マンションで50代の両親を殺害したとして、16歳の長男が逮捕された事件で、検察は1日長男を殺人の罪で起訴しました。

起訴されたのは相模原市に住む16歳の長男で、起訴状によりますと、ことし2月10日自宅マンションの部屋で、50代の両親の首などを刃物で刺して殺害したとして、殺人の罪に問われています。

検察は認否を明らかにしていません。

長男は事件後に逮捕され、横浜家庭裁判所に送られましたが、家裁は先月、「事案の内容や社会に与える影響に照らすと刑事処分の対象とするのが相当だ」として検察庁に送り返す決定をしていました。

長男は今後、成人と同じように裁判員裁判を受けることになります。