衆議院補欠選挙 東京15区で初当選の立民 酒井菜摘氏が初登院

先月28日に行われた衆議院の3つの補欠選挙のうち、過去最多の9人の争いとなった東京15区で初当選を果たした立憲民主党の酒井菜摘氏が1日、国会に初めて登院しました。

酒井氏は1日午前、衆議院側の玄関から国会議事堂に入り、議員の出欠を示すボードで自分の名前のボタンを押したあと、職員から胸に議員バッジをつけてもらいました。

酒井氏は記者団に対し「改めて実感がわいてきた。区議会議員の経験があり再スタートになる。重責を担いながら自分らしく活動したい」と述べました。

そのうえで「補欠選挙で立憲民主党が勝利したことは、野党第1党としての期待が集まった結果だと受け止めている。政府・与党をしっかり追及し、政治資金規正法の改正や透明性の高い『まっとうな政治』を実現したい」と述べました。

一方、島根1区と長崎3区の補欠選挙で当選した、いずれも立憲民主党の亀井亜紀子氏と山田勝彦氏は、連休明けの今月7日に初登院する見通しです。