サッカー日本代表 森保監督 U-23日本代表の五輪出場たたえる

サッカー日本代表の森保一監督がヨーロッパや中東での視察を終えて帰国し、パリオリンピック出場を決めた23歳以下の日本代表について、「オリンピックの出場権をつかみ取るんだという気持ちが伝わってくるすばらしい試合だった」などと、たたえました。

森保監督は、ヨーロッパのクラブでプレーする日本選手や、パリオリンピックのアジア最終予選を戦う23歳以下の日本代表を視察するため、4月上旬からヨーロッパやカタールを訪問し、4月30日に帰国しました。

成田空港で取材に応じた森保監督は、まず今回の視察での収穫について、「ヨーロッパのチャンピオンズリーグや各国のリーグを見て、戦術的なことでチームの戦い方や選手個々にどう働きかけるかなど、いろいろなアイディアを知ることができたので、今後の活動に生かしたい」と話しました。

また、23歳以下の代表がパリオリンピック出場を決めたことについては、「自分たちでオリンピックの出場権をつかみ取るんだという気持ちが伝わってくるすばらしい試合だった。簡単な試合はない中で、1試合ごとに選手個人、チームとしても経験値を上げながら、すばらしい戦いをしていた」とたたえていました。

オリンピックに向けては、3人まで認められている年齢制限のないオーバーエイジ枠の選考なども踏まえ、「まだ大岩剛監督とは話ができていないが、メダルを取るためにサポートができればと思っている。日本サッカー全体の強化につながる話をしていければと思う」と話していました。