那須烏山市の山あいにある横枕地区では、田植え前のこの時期、水が張られた田んぼで子どもから大人までが泥だらけになってさまざまな競技を行う「どろリンピック」というイベントが開かれています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで中止が続いていましたが、ことしは6年ぶりに開催され、29日は子どもを連れた家族などおよそ100人が参加しました。
このうち田んぼの中に隠されたカプセルを探す「宝さがし」では、子どもたちが全身泥だらけになりながらカプセルを探し見つけると歓声をあげていました。
続いて行われた「二人三脚リレー」では、「いちに、いちに」と声を掛け合いながらゴールを目指していました。
なかには、泥に足を取られて転んでしまうペアもいましたが観客からは大きな声援が送られていました。
小学生の子どもと参加した40代の父親は、「大型連休にこうしたイベントを企画してもらえてありがたいです。家族で楽しくすごせました」と話していました。
主催した地元の人たちで作るグループのリーダー、掛札研輔さんは、「多くの方に来てもらい笑顔が見られてよかったです。これからもこうしたイベントを開催していきたい」と話していました。
栃木 那須烏山 田んぼで「どろリンピック」6年ぶりに開催
栃木県那須烏山市で田植え前の田んぼを使った泥んこ遊びを楽しむイベントが開かれました。