共産 若い世代の支持獲得へ 政治の転換呼びかける取り組み強化

共産党は、党勢の拡大に向けて、若い世代の支持獲得を図る必要があるとして、志位議長ら幹部が中心になって政治の転換を呼びかける取り組みを強化することにしています。

共産党は、ことし1月に開いた党大会で、現在25万人程度の党員を今後2年間で27万人に回復させる目標を掲げました。

目標達成のためには、若い世代の支持獲得を図る必要があるとして、幹部が中心になって、政治の転換を呼びかける取り組みを強化することにしています。

4月27日には志位議長が、オンライン参加も含め大学生など、およそ1700人を前に講演を行いました。

そして、「アメリカや財界中心の日本の政治のゆがみを正し、貧困と格差を押しつける政治や社会を変えよう」と呼びかけました。

共産党は今後も憲法などをテーマに、大学生ら若者が参加するイベントや集会を各地で予定していて、党員の回復につなげたい考えです。