この相談会は弁護士や市民団体などでつくる支援グループが開いていて、電話のほか、東京や埼玉、大阪など10の地域では対面での相談も行われています。
このうち、さいたま市の会場では食料の無料配付も行っていて、午前中から続々と相談者が訪れています。
50代の男性は月12万円ほどの障害年金で生活している中、物価高騰で光熱費などが上がり、生活が立ち行かなくなっていると相談していました。
支援グループによりますと、最近は物価高騰の影響で生活費が足りないという相談のほかに、コロナ禍に借りた借金の返済に困っているといった相談が相次いでいるということです。
相談会に訪れた東京都の30代の男性は「物価高にもかかわらず、給料は上がらず、家賃を払うのも難しいほど生活が厳しくなっています。相談できる場所を増やしてほしいです」と話していました。
物価高騰などで生活苦しい人と電話や対面で 全国一斉の相談会
大型連休が始まり、行政による支援が少なくなる中、物価の高騰などで生活が苦しい人からの相談に弁護士などが電話や対面で応じる全国一斉の相談会が行われています。
支援グループの猪股正 弁護士は「物価高で生活できない、年金だけでは生活できないなどの相談を多く受けます。一人で悩まず、遠慮せず、相談してほしいです」と話していました。
【電話相談】
「いのちと暮らしを守るなんでも相談会」
全国共通のフリーダイヤル 0120-157930
27日午後6時まで受け付けています。
ニュースポスト
止まらない食品の値上がり、光熱費や家賃の高騰。
暮らしへの不安など、物価高の影響について、こちらまで情報をお寄せください。
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