電力大手10社 6月請求分の料金 補助金縮小で300円~500円余↑

電力大手10社が発表したことし6月請求分の電気料金は、政府が物価高騰対策として続けてきた補助金が縮小されることから、各社とも前の月と比べて300円から500円余り値上がりします。

各社の発表によりますと、ことし6月に請求される家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で、
▽北海道電力が357円上がって9114円、
▽東北電力が400円上がって8436円、
▽東京電力が401円上がって8538円、
▽中部電力が382円上がって8345円、
▽北陸電力が368円上がって7356円、
▽関西電力が442円上がって7196円、
▽中国電力が403円上がって8061円、
▽四国電力が414円上がって8135円、
▽九州電力が425円上がって7101円、
▽沖縄電力が585円上がって9047円となりました。

これは、政府が物価高騰対策として続けてきた電気料金への補助が、6月請求分では縮小されることが主な要因です。

ガス大手4社 6月請求分の料金 すべて値上がり

また、同じくガス料金への補助も縮小されることになっていて、6月請求分のガス料金も大手4社すべてで値上がりします。

5月分と比べると使用量が平均的な家庭では、
▽東京ガスが185円上がって5856円、
▽大阪ガスが184円上がって6408円、
▽東邦ガスが176円上がって6678円、
▽西部ガスが140円上がって6577円となります。