バレーボール女子日本代表 五輪出場かかる大会に向け 米合宿へ

バレーボール女子の日本代表が、パリオリンピック出場がかかる国際大会に向けた強化合宿のためアメリカに出発し、キャプテンの古賀紗理那選手が「オリンピック出場のためにしっかり自分たちの勝ちパターンを作っていきたい」と意気込みを話しました。

バレーボール女子のパリオリンピックの出場枠は開催国のフランスを含めて12チームで、これまでに7チームが出場を決めています。

日本は、去年の予選大会での出場権獲得を逃していて、残る5枠をかけて来月から行われる国際大会『ネーションズリーグ』に臨みます。

選手たちは25日大会に向けた強化合宿を行うアメリカのアナハイムへ出発し、羽田空港でキャプテンの古賀選手などが取材に応じました。

古賀選手は「ここまでの合宿でもしっかりと練習ができチームの形はできつつある。まずはアメリカで詰めるところを詰めて自信を持って大会に入れるようにしたい。オリンピック出場のためにしっかり自分たちの勝ちパターンを作っていきたい」と話しました。

また、前回の東京オリンピックの中心選手でそれ以来の代表復帰となる黒後愛選手は「改めて代表でプレーできるうれしさを感じているのでしっかり結果を残したい。1戦1戦負けられない戦いだと思うので自分たちのベストを毎回出せるように戦っていきたい」と意気込んでいました。

チームは来月7日までアメリカで合宿を行い、そこから直接『ネーションズリーグ』予選ラウンドの最初の舞台となるトルコに移動して調整を続けます。

トルコでの予選ラウンドは来月14日から行われ、そのあと、中国、北九州市へと舞台を移し、それを終えた時点での世界ランキングしだいでパリオリンピック出場が決まります。