富士山で「農鳥」確認 雪どけに現れる鳥のように見える雪形

富士山の雪どけに伴って現れる鳥のように見える雪形「農鳥」が25日午前、確認されたと山梨県富士吉田市が発表しました。

「農鳥」は、春先から初夏にかけて富士山の山梨県側で雪どけが進み、山肌に残った雪が鳥の姿に見えることから名付けられた雪形で、ふもとの地域では田植えの目安とされています。

25日の富士山周辺は時より雲がかかりましたが、おおむね晴れ、西側の7合目から8合目あたりの斜面に白い鳥のような形が現れました。

ふもとの山梨県富士吉田市は午前10時半、「農鳥」が確認されたと発表しました。

市によりますと、ことしの「農鳥」の確認は去年より6日早く、例年と比べても2週間ほど早いということです。