タイで日本人男性の切断遺体 背景に日本人どうしのトラブルか

タイの首都バンコク近郊で日本人の男性が切断された遺体で見つかり、タイ警察は、殺人事件として捜査するとともに事件に関わったとみられる日本人の男2人の行方を追っています。

タイ警察によりますと、4月19日にタイの首都バンコク近郊のノンタブリ県の草むらで、男性の遺体の一部が袋に入った状態で見つかりました。

さらに数百メートル離れた場所で23日に頭の骨も見つかり、遺体は切断されたあと遺棄されたとみられるということです。

その後の調べで、遺体は日本人の男性で、頭の骨には銃弾によるものとみられる穴があいていたということです。

警察は、被害者の男性を車に乗せたというタイ人の男を23日に拘束していて、この男は、別の日本人の男2人が、車の中で被害者の男性と口論になったあと、銃で男性を殺害したと話しているということです。

警察は、殺人事件として2人の行方を追うとともに、日本人どうしのトラブルが背景にあるとみて詳しい経緯を調べています。