能登半島地震 石川県が「安否不明者」の公表終了

石川県は、能登半島地震のあと行っていた「安否不明者」の公表について、家族の取り下げなどで対象者がいなくなったとして、23日で終了しました。今も連絡が取れていない人は「行方不明者」として人数を発表し、23日の時点で輪島市の3人となっています。

石川県は、能登半島地震のあと安否が分からなくなった人について、氏名や年齢などを公表し、広く情報の提供を求めていました。

県によりますと、23日まで氏名などを公表していた1人の家族から取り下げの申し出があり、対象者がいなくなったということです。

このため県は、23日で「安否不明者」の公表を終了することになりました。

一方、安否が分からなくなった人のうち、今も連絡が取れていない人は「行方不明者」として人数を発表していて、23日午後2時の時点では輪島市の3人となっています。