ゆうちょ銀行 ほかの金融機関から入金遅延 午後10時すぎに解消

ゆうちょ銀行で23日朝からシステム障害が起き、ほかの金融機関からの入金が遅延する影響が出ていましたが、会社は13時間あまりたった午後10時すぎに遅延が解消しすべての入金が完了したと発表しました。

ゆうちょ銀行では、23日午前8時40分ごろからシステムに障害が起き、ほかの金融機関からの入金が遅延する影響が出ました。

影響は午後7時時点で118万2000件に上り、入金まで10時間程度かかるケースもあったということです。

会社によりますと、システムの復旧を進めた結果、13時間あまりたった23日午後10時すぎに遅延していたすべての入金が完了したということで、今後は通常どおり手続きができるとしています。

原因については、ゆうちょ銀行の一部の口座からほかの金融機関に送金しようとした際に大量のエラーが発生し、その結果、システムに負荷がかかったことが影響したと説明しています。

ゆうちょ銀行は「本件に関するお客さまの損害については今回のシステムトラブルによる影響を見極めつつ、最大限の対応を行ってまいります」としています。