政治資金規正法改正 立民 泉代表 “自民党の案は場当たり的”

立憲民主党の泉代表は、自民党が派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、来週前半にも政治資金規正法の改正に向けた党としての案をまとめる方針について、「場当たり的で生煮えのものを出してくるのだろう」と指摘しました。

今回の問題を受けて自民党は、党の案を固めないまま公明党との協議に入りましたが、野党の批判に加え、公明党からも強く求められたことから、来週前半にも政治資金規正法の改正に向けた党としての案をまとめる方針です。

これについて立憲民主党の泉代表は、20日に長崎県大村市で記者団に対し「場当たり的だ。衆議院の3つの補欠選挙に影響が生じると考え、焦って、とりあえず生煮えのものを出してくるのだろう」と指摘しました。

そのうえで、「それでも出すのであれば、国民の目にさらされることになるので、ぜひ出してもらいたい。『裏金問題』の関係議員が『これぐらいなら自分たちものめる』という程度のものであれば、国民の期待感からは、程遠いものとなる」と述べました。