岩手 宮古で山林火災 消火活動いったん終了 けが人の情報なし

20日午後、岩手県宮古市の山林で火災が発生し県の防災ヘリコプターなどが消火に当たっていましたが、日が暮れたため消火活動はいったん終了しました。これまでにけが人の情報はないということですが、警察は夜の間、近くの住民に避難するよう呼びかけています。

20日午後1時すぎ、宮古市刈屋で、しいたけを乾燥させるための小屋から出火し、周囲の木に燃え移っているという通報が消防などにありました。

火は小屋の南北にある山林に燃え広がり、延焼が続いているということです。

地元の消防のほか、岩手県や青森県、秋田県の防災ヘリコプターが出て消火に当たっていましたが、日が暮れたため消火活動はいったん終了し、夜間は消防がふもとから監視するということです。

また、宮古市は近くの新里福祉センターに避難所を開設し、警察が近くの住民に避難を呼びかけています。

現場は宮古市刈屋の国道340号線に近い山林で、国道沿いには住宅が点在していますが、警察や消防によりますと、これまでにけが人の情報はないということです。