青森 弘前公園でソメイヨシノが満開 セレモニー開催

全国有数の桜の名所、青森県の弘前公園で19日、園内のソメイヨシノが満開を迎え、セレモニーが行われました。

弘前公園は、52種類、およそ2600本の桜が植えられていて、このうちソメイヨシノが、19日、これまでで最も早かった去年と比べて6日遅く、平年と比べて8日早く満開を迎えたということです。

19日は弘前城本丸の天守近くで「満開セレモニー」が行われ、桜田宏市長が「午前10時に園内全域での満開を確認しました」と宣言しました。

そして、保育園の園児や参加者がさまざまな色のバルーン、およそ100個を空に向けて飛ばしました。

桜田市長は「園内の桜の多くはソメイヨシノですが、それに続き次々と遅咲きの桜も満開を迎えます。多くの皆さんにさまざまな桜を楽しんでほしいです」と話していました。

園内では全国各地から訪れた観光客がゆっくり散策したり、写真に収めたりして満開となった桜を楽しんでいました。

弘前公園のソメイヨシノの見頃は21日までですが、その後も、無数の花びらが堀の水面に浮かぶ「花筏」や遅咲きのシダレザクラなどを楽しめるということです。