サッカー男子U-23 パリ五輪アジア最終予選 あすの試合へ調整

パリオリンピック アジア最終予選に臨んでいるサッカー男子23歳以下の日本代表は、日本時間の20日未明に行われるUAE=アラブ首長国連邦との1次リーグ第2戦に向けて現地で調整し、初戦でゴールを決めた松木玖生選手が「相当タフな試合になると思うがしっかり勝って1次リーグ突破へ優位に進めたい」と意気込みを話しました。

カタールのドーハで行われているアジア最終予選で8大会連続のオリンピックを目指す日本は、1次リーグ初戦の中国戦に苦しみながらも1対0で勝利して勝ち点3を獲得し、日本時間の20日未明に行われる第2戦でUAEと対戦します。

中2日で行われる試合を前に18日、日本代表の23人の選手たちは強い日ざしが照りつける中現地で調整を行い、公開された冒頭部分ではランニングやストレッチなどの軽いメニューで汗を流していました。

23歳以下日本代表の大岩剛監督は、対戦するUAEについて「スピードがある選手がたくさんいるし、試合になってみないとわからないがカウンターをねらってくると分析している。総力戦でやっていきたい」と話しました。

また、初戦でゴールを決めた20歳の松木選手は「相当タフな試合になると思うが、しっかり勝って1次リーグ突破へ優位に進めたい。セットプレーからの得点も増やしたいし隙があればミドルシュートもねらいたい」と意気込みを話しました。

一方UAEも日本の練習拠点の近くで最終調整に臨み、鋭いドリブルが持ち味のフォワード、アブドゥラスハイル選手や、年齢制限のない代表でことしのアジアカップを経験したディフェンダーのスルタン選手などがダッシュやボール回しなどを行っていました。

アブドゥラスハイル選手は「日本代表は強いチームで攻守にいい選手がいるが、弱点を攻めていきたい」と話していました。

日本がUAEに勝って2連勝し同じグループの韓国が中国に勝つか引き分けると、日本の決勝トーナメント進出が決まります。

日本とUAEの試合は日本時間の20日午前0時半から行われ、NHKは総合テレビで中継でお伝えし、NHKプラスで同時配信します。