DeNA復帰の筒香嘉智 横浜スタジアムで入団会見“勝利に貢献”

大リーグ、ジャイアンツを退団し5年ぶりに古巣のプロ野球・DeNAに復帰する筒香嘉智選手が18日、横浜スタジアムで入団会見を行い「自分のパフォーマンスでポジションを取りに行き、チームの勝利に貢献できるプレーを見せたい」と意気込みを述べました。

32歳の筒香選手はDeNAに在籍した10年間に通算205本のホームランを打ち、ホームラン王や打点王のタイトルを獲得した強打者で、2019年のオフに大リーグに移籍しました。

去年、ジャイアンツとマイナー契約を結び大リーグ昇格を目指していましたが自由契約となって退団し、5年ぶりに古巣のDeNAに復帰することになりました。

18日、本拠地の横浜スタジアムで行われた入団会見はファンにも公開され、筒香選手は当時の応援歌が演奏された後に登場しました。

筒香選手はおよそ9600人のファンを前に「この光景を見て鳥肌が立っているし応援歌を聞いて興奮している。ここで野球ができる喜びをかみしめている」と話しました。

そして「退団が決まったときは正直、日本で野球をやるというモチベーションが上がらなかった。練習しながら考えていく中でベイスターズで優勝したいという思うようになり、それが日本でプレーする原動力になった」と復帰を決めた理由を述べました。

そのうえで「アメリカでは満足できる成績ではなかったが、過去を振り返る時間もないので必死に頑張る。これからも変わらず自分のパフォーマンスでポジションを取りにいくだけだ。その中で勝利に貢献できるプレーを見せたい」と意気込みを述べました。

また、会見には三浦大輔監督がサプライズで駆けつけ、筒香選手は驚いた表情を見せていました。

三浦監督は「やはり横浜スタジアムが似合う男だ。大きな柱となって突っ走っていってほしい」と話し期待を寄せていました。