スピードスケート 高木美帆 京都で合宿 新シーズンへ意気込み

2年後に迫った冬のオリンピックで金メダル獲得を目指す、スピードスケートの高木美帆選手が、合宿を行っている京都市でNHKの取材に応じ、「スケーティングの細かいところのチャレンジをしていきたい」と新たなシーズンに向けた意気込みを話しました。

2年後の冬のオリンピックで、自身が世界記録を持つ女子1500メートルでの金メダル獲得を目指す高木選手は去年、『team GOLD』と名付けたチームを立ち上げ、昨シーズンはワールドカップで2種目で総合優勝を果たすなどしました。

ことし秋からの新たなシーズンに向け、早くも始動した高木選手は、16日からチームのメンバーとともに京都市内で合宿を行っています。

18日は、トレーナーが勤務する病院でスピードスケート選手にとって重要なひざや骨盤などのメディカルチェックを受けたあと、股関節の動きをよくするトレーニングを行いました。

高木選手は、「昨シーズンは新たなスケートの刃を試すなど改めてスケーティングを見返す機会が多く、自分のよさや伸ばしていきたい点がよりクリアになったのがいちばんの収穫だった」と話しました。

そしてオリンピックを見据え、「この1年はよりスケーティングの細かいところのチャレンジをしていき、シーズンが終わった時に具体的なフィードバックができるようにしたい」と意気込みを話しました。