この中で上川外務大臣は、イランによるイスラエルへの大規模な攻撃について、イランが事態をエスカレートさせたと非難するとともに、日本として双方に強く自制を求めたことを説明し、その重要性を訴えました。
またガザ地区の情勢について、上川大臣は危機的な状況だとして、即時かつ持続的な停戦が実現するよう粘り強く外交努力を行っていく考えを示しました。
さらにイエメンの反政府勢力フーシ派が紅海周辺で民間船舶への攻撃を繰り返していることについても意見を交わし、上川大臣は法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の重要性を訴えました。
そしてG7としては、連携して中東情勢に対応していくことで一致しました。
G7会合 上川外相 イランとイスラエルに自制を求めたことを説明
イタリアで開かれているG7＝主要7か国の外相会合は、イランによるイスラエルへの大規模な攻撃などについて討議が行われ、上川外務大臣は双方に自制を求めたことを説明し、その重要性を訴えました。
イタリア南部のカプリ島で開かれているG7の外相会合は、日本時間の18日夕方からおよそ2時間、中東情勢をテーマにしたセッションが行われました。
