気象庁「南海トラフと関係調査するマグニチュードの基準未満」

17日午後11時14分ごろに愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測した地震について、気象庁の原田智史 地震津波監視課長は、18日午前1時10分から開いた記者会見で、「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているので、今後の地震活動や雨に十分注意してほしい。今後1週間ほどは最大震度6弱程度の地震に注意が必要で、特に今後2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くある」と呼びかけました。

また、南海トラフ地震との関連については「想定震源域内で発生した地震だが、南海トラフ地震との関係を調査するマグニチュードの基準未満だ」と述べました。

マグニチュードを6.6に 震源の深さを39キロに更新 気象庁

17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測した、豊後水道を震源とする地震について、気象庁は、観測データを詳しく解析した結果、▽地震の規模を示すマグニチュードを6.4から6.6に、▽震源の深さを50キロから39キロに更新しました。