林官房長官「人命第一 災害応急対策に総力挙げて取り組む」

林官房長官は臨時の記者会見で「地震発生後直ちに官邸危機管理センターに官邸対策室を設置するとともに関係省庁の局長級による緊急参集チームを招集し、岸田総理大臣の指示を踏まえて人命第一の方針のもと被害状況の把握と救命救助などの災害応急対策に総力を挙げて取り組んでいる」と述べました。

また、林官房長官は「この地震による津波の心配はない。また伊方原子力発電所をはじめ原子力施設については、現時点において異常があったとの報告は受けていない。被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、警察や消防、自衛隊、海上保安庁を中心に救命・救助活動を最優先に災害応急対策に全力で取り組んでいく」と述べました。

そのうえで「国民には、引き続き震度6弱程度の地震の発生に注意するとともに揺れの強かった地域に住む人は自治体の避難情報のほか、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報にも注意しつつ、行動してもらいたい」と述べました。