【18日詳細】ガザ地区で戦闘続く UNRWA「飢きん厳しさ増す」

イランによる大規模攻撃を受けたイスラエルの対抗措置が焦点となる中、ネタニヤフ首相は「自衛のために必要なことは何でも行う」と述べ強硬な姿勢を示しています。
こうした中、ガザ地区では依然戦闘が続いています。

※イスラエルやパレスチナに関する日本時間4月18日の動きを随時更新してお伝えします。

UNRWA事務局長「ガザ地区で人為的な飢きん厳しさ増す」

ガザ地区では依然戦闘が続いていて、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は、17日の国連安全保障理事会で「ガザ地区全域で人為的な飢きんが厳しさを増している。特に北部では子どもが栄養失調で命を落としている」と述べ、人道支援の拡大を訴えました。

国際社会の関心がイスラエルとイランとの対立に向かう中、ガザ地区での戦闘を休止し、人道状況の悪化を食い止められるかが課題になっています。

G7外相会合 即時かつ持続可能な停戦求めることを確認か

イタリアで開かれているG7=主要7か国の外相会合は、イランによるイスラエルへの大規模な攻撃を受けた対応などについて討議が行われています。

また、ガザ地区の状況をめぐっては、ハマスなどによるテロ攻撃を非難したうえで、危機的な人道状況を改善するため、即時かつ持続可能な停戦の実現を求めることを確認する見通しです。