この活動は、石川県が新人職員に地震からの復旧・復興のために必要なことや県職員として何ができるのかを考えるきっかけにしてもらおうと、研修の一環として行っています。
石川県庁の新人職員 家財の運び出しなどボランティア活動 七尾
この春、石川県庁に採用された新人職員が、能登半島地震で被害を受けた七尾市で家財の運び出しなどのボランティア活動を行いました。
17日は、40人の新人職員が七尾市の災害ボランティアセンターに集まり、活動の際の注意点などについて説明をうけたあと、市内各地の活動場所に向かいました。
このうち七尾市中島町の70代の女性が1人で住む住宅では、新人職員たちが地震で倒れて壊れるなどした本棚や鏡などの家具を運び出して、トラックに積み込んでいました。
商工労働部に配属された新人職員の高村将大さんは「県職員としてボランティア活動に参加できる機会は必ずしも多くないと思うが、こうした経験を通して学んだことを県の施策に反映させられるよう努力していきたい」と話していました。
石川県人事課によりますと、新人職員によるボランティア活動は18日と25日にも行う予定だということです。