長期金利 午前の取り引きで0.875%まで上昇 約5か月ぶりの水準

16日の債券市場では日本国債を売る動きが強まり、長期金利は上昇して午前の取り引きで、0.875%をつけました。およそ5か月ぶりの水準で、アメリカの長期金利の上昇などが背景にあります。

国債は売られると価格が下がって金利が上昇するという関係にあります。

16日の債券市場では日本国債を売る動きが強まり、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが午前の取り引きで、0.875%まで上昇しました。

去年11月以来、およそ5か月ぶりの水準です。

背景には
▽アメリカで15日に発表された経済指標の内容を受けて早期の利下げ観測が後退し、アメリカの長期金利が上昇したことがあります。

日本の長期金利は、アメリカの長期金利と連動して動く傾向があり、このところじりじりと上昇を続けています。

市場関係者は「中東情勢が一段と緊迫化し、原油価格の上昇が続けばアメリカのインフレが長引くという見方もあり、このことも日米の長期金利の上昇につながっている」と話しています。