好調のカブス 鈴木誠也 けが人リスト入り 右脇腹の張りのため

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手が右の脇腹の張りのため10日間のけが人リストに入りました。大リーグ3年目の鈴木選手は、今シーズンここまで打率3割、ホームラン3本を打つなど好調をキープしていました。

カブスは15日、鈴木選手を右脇腹の張りのため、けが人リストに入れると発表しました。

鈴木選手は15日の試合前に報道陣の取材に応じ「体の状態はよくて何も問題がなかったが、突然走っている最中に来たという感じ」と話し、14日の試合の走塁中に脇腹に違和感を感じたことを明かしました。

大リーグ3年目の鈴木選手は、今シーズンここまで開幕から15試合に出場して打率3割5厘、ホームラン3本、13打点と好調で、不動の2番バッターとして活躍していました。

脇腹の筋肉はろっ骨についていて呼吸のたびに動くため、完全に安静にするのが難しく、一般的に回復に時間がかかるとされています。

鈴木選手は去年2月に左の脇腹を痛めてWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表を辞退し、4月14日に復帰するまでおよそ1か月半かかりました。

また、大谷翔平選手もエンジェルス時代の去年9月にバッティング練習中に右の脇腹を痛め、リハビリを続けながらシーズン中の復帰を目指しましたが、そのままシーズンを終えました。