衆議院長崎3区補欠選挙 立民と維新の2人が立候補 自民は見送り

議員の辞職に伴う衆議院長崎3区の補欠選挙が4月16日に告示され、2人が立候補しました。今回の選挙は自民党が公認候補の擁立を見送り、野党候補どうしが対決する構図となり、政治とカネの問題などをめぐって論戦が展開される見通しです。

演説含む動画はこちら

衆議院長崎3区の補欠選挙に立候補したのは、届け出順に、

▽立憲民主党の前議員で社民党が推薦する山田勝彦氏(44)

▽日本維新の会の新人で教育無償化を実現する会が推薦する学習塾経営の井上翔一朗氏(40)

の2人です。

自民党は候補者の擁立を見送りました。野党候補2人による争いです。

山田候補は「もう二度と裏金、脱税を国会議員にさせてはいけない。そのためには新しいルール、新しい法律が必要だ。みなさまの声で動くまっとうな政治へもう変えなければならない」と訴えました。

井上候補は「政治とカネについて政治家が責任を取る覚悟を示しているのが日本維新の会だ。日本維新の会こそ、有権者や納税者のためになる改革を実行できるということを訴えていきたい」と訴えました。

投票は、衆議院東京15区や島根1区と同じ4月28日に行われ、即日開票されます。