サッカー男子U-23 パリ五輪アジア最終予選 中国戦に向け調整

パリオリンピックアジア最終予選に臨んでいるサッカー男子23歳以下の日本代表は、16日に行われる1次リーグの初戦、中国戦に向けて現地で調整し、キャプテンを務める藤田譲瑠チマ選手が「結果にこだわってしっかり勝ちたい」と意気込みを話しました。

アジア最終予選は15日、16チームが参加してカタールのドーハで開幕し、8大会連続のオリンピック出場を目指す日本は1次リーグでグループBに入り、中国、UAE=アラブ首長国連邦、韓国と対戦します。

日本代表の選手たちは日本時間16日夜の中国との初戦を前に現地で調整し、公開された冒頭部分ではキャプテンを務める藤田選手を中心にランニングやストレッチなどで汗を流していました。

藤田選手は「代表の試合でキャプテンマークを巻くことは多かったが、正式なキャプテンは初めてで少し不思議な気持ちだ。自分のやるべきことは変わらないので、チームが勝つために全力で頑張りたい」と話しました。

そして中国との初戦に向けて「相手のカウンターの芽を摘むところを意識して臨みたい。結果にこだわってしっかり勝ちたい」と意気込みを口にしました。

また、練習に先立って行われた会見で大岩剛監督は「チーム一丸となって準備したい。メンタル、個人戦術、チーム戦術、すべてを発揮して 第1戦に向かいたい」と話しました。

1次リーグでは4つのグループの上位2チーム、あわせて8チームが決勝トーナメントに進み、3位以内に入ればパリオリンピックの出場権を獲得します。

4位はアフリカ、ギニアとのプレーオフに回ります。

NHKは、1次リーグ20日のUAE戦を総合テレビで中継でお伝えし、NHKプラスでも同時配信します。