名古屋 北区の中学校の校舎で火事 生徒1人軽傷 教材室が火元か

15日午後、名古屋市内の中学校の校舎で火事があり、消防によりますと2年生の男子生徒1人が煙を吸って軽傷だということです。3階の教材室が火元と見られ、警察と消防が出火原因などを詳しく調べています。

名古屋市消防局によりますと、15日午後3時前、名古屋市北区志賀町にある市立北陵中学校で「教材室で何かが燃えている」と通報がありました。

消防車など21台が出て消火に当たり、火はおよそ1時間半後に消し止められました。

警察や消防によりますと、2年生の男子生徒1人が火元と見られる3階の教材室の隣の教室にいて煙を吸い、病院に搬送され、軽傷だということです。

当時、部活動の時間だったとみられ、学校には生徒や教員など200人ほどがいましたが、逃げ遅れた人はいないということです。

教材室は行事などの物品を収納する倉庫として使われていたということで、警察と消防が当時の状況や出火原因について調べを進めています。