「北斗の拳」武論尊さんが塾長 漫画家養成塾入塾式 長野 佐久

人気漫画「北斗の拳」などの原作者、武論尊さんが塾長を務める漫画家養成塾の入塾式が、地元 長野県佐久市に完成したばかりの施設で行われました。

入塾式は、佐久市出身の武論尊さんらが先月地元に建設した漫画家養成のための専用施設「さくまんが舎」で行われました。

12歳から44歳の27人が入塾し、武論尊さんが「今の自分の力を把握したうえで、足りないものを学んでほしい」とエールを送りました。

武論尊さんは、6年前に塾を開講して、漫画家や漫画原作者を養成していて、塾生たちは1年間で、有名な漫画家などから合わせて20回の講義を受けるということです。

入塾した20代の男性は、「新しい校舎で授業が受けられてうれしいです。世の中に名前を残せるように頑張ります」と話していました。

また、20代の女性は、「プロになれるように、いろいろなことを吸収したいです」と話していました。

武論尊さんは、「俺たち先輩を追いかけていたのでは超えられない。自分の作品をつくれるように頑張ってほしい。こちらも『お前らに負けるか』という思いで、一緒に闘っていきたい」と話していました。