上野動物園の双子パンダ 体が大きくなり別々に飼育へ

東京・上野動物園の双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」について、体が大きくなりじゃれあいでけがをする可能性があるとして、今月16日から別々に飼育されることになりました。

3年前に生まれた上野動物園の双子のジャイアントパンダのオスのシャオシャオとメスのレイレイは、ことし6月で3歳となります。

2頭はこれまで同じ部屋で飼育されていましたが、シャオシャオは72キロ、レイレイは76キロと、体が大きくなって、じゃれ合いが激しくなりけがをする可能性があるとして、今月16日から別々に飼育されることとなりました。

2頭のいずれかは、母親の「シンシン」が暮らすパンダ舎内の一部の部屋に入るということですが、これに伴って、お互いを意識してストレスをかけないよう双方から姿を見えなくするための工事が行われます。

工事はシンシン側の部屋から行われるため当面、シンシンは非公開となり、公開再開の時期は上野動物園のホームページで周知されます。