大坂なおみ 国・地域別対抗戦を前に抱負 出産後国内の試合は初

テニスの大坂なおみ選手が12日から東京で行われる国・地域別対抗戦を前に記者会見に臨み「より戦略的になった自分のプレーを見てみんなが楽しんでくれたらいい」と抱負を話しました。

大坂選手は12日と13日、東京の有明コロシアムで行われる国・地域別対抗戦「ビリー・ジーン・キングカップ」におよそ4年ぶりに出場します。

日本とカザフスタンの試合を前に11日は、会場で抽せん会が行われました。

その結果、大坂選手は大会初日のシングルス第2試合で世界50位のユリア・プティンツェバ選手と、2日目は第2試合で世界939位のアンナ・ダニリナ選手と対戦することになりました。

抽せん会のあと記者会見に臨んだ大坂選手は「とてもタフな試合になると思うが、この環境でテニスができることはエキサイティングだし、楽しみにしている」と話しました。

また、大坂選手は去年7月に女の子を出産して以来、国内でプレーするのは初めてで日本のファンに向けては「若いころはクレージーなショットをたくさん打とうとしていたが、今はより戦略的になった。自分のプレーを見てみんなが楽しんでくれたらいい」と抱負を話しました。

このほか日本はシングルスで日比野菜緒選手、ダブルスで柴原瑛菜選手と青山修子選手のペアが出場する予定です。

大会は2日間でシングルス4試合とダブルス1試合が行われ、先に3勝したチームがことし11月に行われるファイナルに進みます。