ウクライナから避難 7歳の女の子 小学校に入学 広島 福山

ウクライナのハルキウから避難し、広島県福山市で暮らしているウクライナ人の女の子が9日、福山市の小学校に入学しました。

福山市立瀬戸小学校に入学したのは、ウクライナのハルキウから避難しておととし6月から福山市で暮らしているアンナ・セメネンコさんの長女のエヴァさん(7)です。

エヴァさんは新1年生の81人と入学式に出席し、アンナさんが保護者席から見守る中、簀戸浩之校長の式辞や在校生代表の迎えのことばなどを真剣な表情で聞いていました。

式が終わるとクラスメートとともに教室に移動し、6年生の児童と一緒に折り紙を折ったり紙芝居を見たりしたあと、これからの学校生活について担任の先生の説明を聞いていました。

8日に7歳の誕生日を迎え、日本で新1年生になったエヴァさんは「勉強やなわとびを頑張って、友達と鬼ごっこをして遊びたい」と話していました。

母親のアンナさんは「少し日本語が心配ですが、勉強は大丈夫だと思います。きょう撮った写真や映像はウクライナにいる夫や家族、友達に送りたいと思います」と話していました。