自民と公明 今国会での政治資金規正法の改正実現を確認

自民党の茂木幹事長と浜田国会対策委員長、公明党の石井幹事長と佐藤国会対策委員長が9日、国会内で会談しました。

この中で茂木氏は、自民党の党紀委員会が安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定したことを報告し「多くの処分者を出し、党として重く受け止めている」と述べました。

これに対し、石井氏は「再発防止策の議論を前に進めなければならない」と述べました。

そして、特別委員会が設置されることを踏まえ、両党が連携して、今の国会で政治資金規正法の改正を実現させることを確認しました。

自民 浜田国対委員長「今月中に審議に入れるか努力」

自民党の浜田国会対策委員長は、記者団に対し「岸田総理大臣が『できるだけ早く政治資金規正法の改正を』と言っているので、どうしたら応えられるか考えていきたい。今月中に審議に入れるか努力していく必要がある」と述べました。

一方、立憲民主党が岸田総理大臣の出席を求めていることについて「予算委員会の集中審議などもあるので、特別委員会への出席は筋が違うと思う。再発防止のための法案をつくるのが主題であり、追及の場にするのは違和感がある」と述べました。