天皇皇后両陛下 12日に再び能登半島の被災地へ 穴水町と能登町

天皇皇后両陛下は、今月12日に能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県を再び訪問し、穴水町と能登町で被災した人たちを見舞われることになりました。

宮内庁によりますと、両陛下は、今月12日の午前中に特別機で羽田空港を出発して石川県の能登空港に到着し、午後、自衛隊のヘリコプターで穴水町を訪問されます。

穴水町では、能登半島地震で20人が亡くなり6000棟あまりの建物が被害を受けていて、両陛下は、町の状況を視察したり、避難生活を続けている人たちを見舞ったりするほか、災害対応にあたった関係者をねぎらわれます。

このあと両陛下は、再びヘリコプターに乗って、災害関連死の疑いを含め8人が亡くなり8000棟あまりの建物が被害を受けた能登町に入り、津波による被害状況を視察したり、避難所で被災した人たちを見舞ったりしたあと、夜、東京に戻られます。

能登半島地震の被災地訪問は、先月22日に輪島市と珠洲市で被災した人たちを見舞われて以来で、悪天候の場合は13日に延期されるということです。