東北 雷を伴い激しい雨のおそれ 土砂災害など十分注意を

前線や低気圧の影響で東日本と北日本では9日朝から昼すぎにかけて、雨や風が強い荒れた天気となりました。東日本の雨は次第にあがる見込みですが、東北ではこのあとしばらく雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が関東甲信を東寄りに進んでいる影響で、北日本を中心に雨が降り、局地的に雨雲が発達しています。

関東や東海では9日朝から昼すぎにかけて雨が強まり、神奈川県箱根町では午後1時20分までの12時間の雨量が152.5ミリに達する大雨となっています。

また風も強く、午後2時までの3時間の最大瞬間風速は、
▽伊豆大島で25.3メートル、
▽千葉市で24メートル、
▽宮城県石巻市で20メートルなどとなっています。

関東甲信では次第に雨雲が遠ざかっていますが、東北ではこのあとしばらく、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するほか強風にも注意するよう呼びかけています。