プロ野球 ロッテ 長期療養中の中学生が「入団会見」

プロ野球・ロッテは、長期療養中の子どもたちを支援する事業の一環として、先天性心疾患で治療を続けている中学生を迎え入れチームの活動に参加してもらうことになり、7日会見が行われました。

ロッテの本拠地、千葉市のZOZOマリンスタジアムでは、7日のデーゲームの前に、先天性心疾患の治療を続けている中学1年生の山崎悠成さん(12)が吉井理人監督とともに会見に臨みました。

会見は「入団会見」として行われ、山崎さんは初めに契約書にサインをしたあと、吉井監督から背番号「100」の自分の名前が入ったユニフォームを手渡され、袖を通しました。

ロッテは、NPO法人を通じておととしから長期療養中の子どもたちを支援するためチームの一員として迎え入れる事業を行っていて、今回で3回目となります。

山崎さんは今シーズン、月に1、2回程度、チームの練習などに参加し、始球式にも挑戦する予定だということです。

山崎さんは「選手に会うことが楽しみで、全員に話しかけてみたい。縁の下の力持ちになれるような“選手”になりたい」と意気込みを話していました。