【プロ野球結果】中日 涌井秀章が今季初勝利 20年連続の勝ち星
プロ野球は6試合が行われ、中日の37歳、涌井秀章投手が7回途中無失点の好投で今シーズン初勝利をあげ、新人のときから20年連続で勝ち星をあげました。
《セ・リーグ》
広島×中日
広島対中日は、中日が4対0で勝ちました。
○勝ち:涌井投手1勝。
●負け:ハッチ投手1敗。
◎ホームラン:中日・細川選手3号。
中日は3回、中田選手の犠牲フライで先制し、5回に細川選手の3号ツーラン、6回には田中選手のタイムリーヒットで追加点を挙げました。
先発の涌井投手は6回と3分の1イニングを無失点に抑え、今シーズン初勝利を挙げました。
これで新人だった2005年のシーズンから20年連続の勝ち星で、通算160勝目です。
2人目の齋藤投手が7回のピンチで好リリーフを見せ中日は2カード連続の勝ち越しです。
広島は来日初登板の新外国人、ハッチ投手が5回3失点で負け投手となり、打線もヒット10本を打ちながら得点を奪えず、2試合連続で完封負けを喫しました。
巨人×DeNA
巨人対DeNAは、DeNAが6対4で勝ちました。
○勝ち:上茶谷投手2勝。
▽セーブ:森原投手2セーブ。
●負け:井上投手1敗。
DeNAは2対3でむかえた5回佐野選手のタイムリーヒットで追いつき、宮崎選手と関根選手の2者連続押し出しフォアボールで2点を勝ち越しました。
さらに7回に宮崎選手のタイムリーツーベースでリードを広げました。
宮崎選手はこの試合4打点の活躍でした。
5回から登板した2人目の上茶谷投手が3イニングをノーヒット無失点に抑え2勝目をあげました。
DeNAは3連勝です。
巨人はDeNAを上回る9本のヒットを打ちましたが、エラーが絡んだ失点が響きました。
ヤクルト×阪神
ヤクルト対阪神は阪神が4対3で勝ちました。
○勝ち:大竹投手1勝1敗。
▽セーブ:岩崎投手1勝2セーブ。
●負け:吉村投手1敗。
◎ホームラン:阪神・近本選手2号、佐藤輝明選手2号。
阪神は2点を追う4回、近本選手のソロホームランと大山選手のタイムリーで同点に追いつき、7回に前日の試合で決勝ホームランを打った佐藤輝明選手のツーランで2点を勝ち越しました。
先発の大竹投手は丁寧なピッチングで6回を2失点に抑え今シーズン初勝利をあげました。
阪神は今シーズン初の連勝で勝率を5割に戻しました。
ヤクルトは先発の吉村投手が崩れ、4連敗です。
《パ・リーグ》
日本ハム×西武
日本ハム対西武は、西武が5対2で勝ちました。
○勝ち:隅田投手2勝。
▽セーブ:アブレイユ投手4セーブ。
●負け:加藤貴之投手2敗。
◎ホームラン:西武・佐藤龍世選手1号、岸選手1号。
西武は4回に佐藤龍世選手のスリーランと続く岸選手のソロホームランで4点を先制し、9回に児玉選手のタイムリーで1点を加えました。
先発の隅田投手はコントロールよく7回を4安打無失点と好投し、開幕2連勝です。
日本ハムは先発の加藤貴之投手が4回4失点と崩れ、9回の反撃も及びませんでした。
ロッテ×オリックス
ロッテ対オリックスは、オリックスが9対1で勝ちました。
○勝ち:エスピノーザ投手2勝。
●負け:種市投手1勝1敗。
オリックスは1回、中川選手の2点タイムリーツーベースと森選手のタイムリーで3点を先制。
4回に紅林選手のタイムリー、5回にもセデーニョ選手のタイムリーツーベースでリードを広げ、ヒット14本で快勝しました。
先発のエスピノーザ投手は7回をヒット5本1失点の好投で開幕2連勝です。
ロッテは先発の種市投手が5回5失点と誤算でした。
楽天×ソフトバンク
楽天対ソフトバンクは、ソフトバンクが5対4で勝ちました。
○勝ち:藤井投手1勝。
▽セーブ:オスナ投手4セーブ。
●負け:ターリー投手1敗。
◎ホームラン:ソフトバンク・柳田選手1号。
ソフトバンクは1対2の8回、柳田選手のツーランで逆転し、9回には川村選手のプロ初ヒットとなるタイムリーと代打・中村晃選手のタイムリーで2点を加えました。
2人目の藤井投手が今シーズン初勝利をあげソフトバンクは3連勝です。
楽天は先発の荘司投手が7回1失点と力投しましたが、リリーフ陣が崩れ3連敗です。