台湾東部の地震 被災者支援 大分の大学生カフェの売り上げ寄付

台湾の東部沖で起きた地震で被災した人たちを支援しようと、大分県別府市の大学生が自身が経営するカフェの売り上げを寄付する取り組みを始めました。

この取り組みは、別府市のAPU=立命館アジア太平洋大学の3年生、星野秀宜さんが自身が経営するカフェの売り上げを台湾の被災地に寄付するものです。

カフェは6日、市内の商店街でオープンする予定で、抹茶や台湾の旗をモチーフにした和菓子などが提供されるということです。

5日は、開店を前に同じ大学に在籍する台湾出身の友人が店を訪れ、提供されるメニューを試食していました。

星野さんは「私の親族が熊本地震で被災した経緯もあり今回、支援活動を行うことを決めました。台湾で被災されて大変な思いをされている人のために頑張りたい」と話していました。

また、星野さんの友人で、台湾出身の王宣皓さんは「台湾を思いやる日本の友達の取り組みにとても感動しています。本当にありがたいです」と話していました。