石川 珠洲「道の駅狼煙」きょうから営業再開

能登半島の先端にある石川県珠洲市の道の駅は、断水の解消などを受けて4日から営業を再開しました。営業を再開したのは、能登半島の先端の珠洲市狼煙町にある「道の駅狼煙」です。

地震の影響で続いていた断水が先月中旬に解消されたことを受けて準備を進め、4日から一部の商品の販売ができるようになりました。

看板商品だった地元の大豆を使った豆腐が製造できないなど、地震前のような品ぞろえは難しい状況ですが、そばや塩、それに被害を免れた日本酒などの特産品が並べられています。

午前9時に開店すると、早速地元の住民たちが訪れ、久しぶりに会った従業員とことばを交わしながら、商品を買い求めていました。

一方、道の駅では、まだ多くの客が足を運べる環境にないため、オンラインでの販売にも力を入れていくことにしています。

従業員の小寺美和さんは「ここまで来ることができない人も多いですが、私たちも頑張るので、応援してほしいです。今後、なんとか商品をそろえ、地元の人たちとともに、この地区になくてはならない道の駅にしていきたいです」と話していました。

「道の駅狼煙」の営業は、当面、木曜日と土曜日の週2日になるということです。