津波注意報 正午にすべて解除 与那国島で30センチの津波を観測

気象庁は沖縄県の宮古島・八重山地方と沖縄本島地方に発表していた津波注意報をさきほど正午にすべて解除しました。

宮古島・八重山地方と沖縄本島地方では今後しばらく多少の潮位の変化が続く可能性が高いとして、海水浴や海に入っての作業などは十分気をつけるよう呼びかけています。

《各地で観測された津波の高さ》(午前10時56分現在)

午前10時56分現在、各地で観測された津波の高さは以下の通りです。

沖縄県の▽与那国島で午前9時18分に30センチ、
▽宮古島で午前10時50分に30センチ
▽石垣島で午前10時42分に20センチの津波を観測しています。

すでに津波が沿岸に到達しています。津波注意報が発表されている地域では注意報が解除されるまでは海岸や川の河口付近には近づかないでください。

場所によっては検潮所で観測された高さより、さらに大きな津波が到達している可能性があります。

津波による潮位変化が観測されてから最大波が観測されるまでに数時間以上かかることがあります。

今後、津波の高さは更に高くなることも考えられます。

《各地の満潮時刻》

◇沖縄本島地方
・那覇港 3日午後1時16分ごろ
・沖縄・久米島 3日午後1時18分ごろ
・沖縄・沖縄市中城湾港 3日午後0時43分ごろ
・沖縄・南城市 3日午後0時43分ごろ
◇宮古島・八重山地方
・沖縄・西表島 3日午後2時32分ごろ
・沖縄・与那国島 3日午後1時12分ごろ
・沖縄・石垣島 3日午後1時10分ごろ
・沖縄・宮古島 3日午後1時33分ごろ