FIFA 北朝鮮側に罰金処分 日本と北朝鮮戦は没収試合に

FIFA=国際サッカー連盟は、北朝鮮のピョンヤンで先月26日に予定されていた男子のワールドカップアジア2次予選の日本と北朝鮮の試合を没収試合とし、北朝鮮側に日本円にしておよそ167万円の罰金を科したと発表しました。

この試合についてアジアサッカー連盟は先月22日、北朝鮮側が自国開催が困難だと伝えてきたことを受けて予期せぬ事情で予定どおりの開催ができなくなったとしていました。

FIFAは2日、中止となったこの試合を没収試合とし、北朝鮮側に1万スイスフラン、日本円にしておよそ167万円の罰金を科したと発表しました。

この試合をめぐっては日本サッカー協会が先月30日、FIFAから没収試合にすると通知を受けたと発表し、規定により3対0で日本の勝利となって日本の最終予選進出が決まったと明らかにしていました。