千葉 市川 市指定の有形文化財に落書き 建造物損壊事件で捜査

千葉県市川市の神社にある市の有形文化財に指定されている門で、1日、黒いペンで落書きされているのが見つかりました。ことし1月にも同じ門に落書きされていて、警察が建造物損壊事件として捜査しています。

警察によりますと、1日午前、市川市の「葛飾八幡宮」の参道にある「随神門」に落書きされていると宮司から通報がありました。

警察が確認したところ、門の外壁に縦3センチ、横35センチほどの大きさで黒いペンを使って「お前らにDNAないよ」と書かれていたということです。

市によりますと、「随神門」は江戸時代中期の建造物とされ、太い柱やはりが特徴的で昭和35年に市の有形文化財に登録されています。

この神社では、ことし1月に随神門の別の箇所に、去年9月には社務所の壁に、それぞれ落書きされているのが見つかっていて、警察が建造物損壊事件として捜査しています。