宇宙機器メーカー 本社を東京から群馬 富岡市に移転

日本の小型ロケットの開発などを行っている宇宙機器メーカーが、本社を東京から開発拠点の群馬県富岡市に4月1日、移転させました。群馬県には去年から「災害が少ない」といった理由で大手企業の進出が続いていて、県は「製造業の技術力の底上げにつながる」と期待を寄せています。

東京から群馬県富岡市に本社を移したのは、IHIエアロスペースで、1日の株主総会で移転が決まったということです。

この宇宙機器メーカーは、日本の小型ロケット「イプシロン」や、探査機「はやぶさ」のカプセルの開発などを、富岡市郊外の広大な土地を拠点に25年近く行ってきました。

ここで働く従業員は現在950人余りと全体のおよそ95%を占めていて、宇宙機器メーカーは「地域と共生しながら宇宙開発に貢献していきたい」として移転を決めたということです。

そのうえでメーカーの総務部の加瀬博人 部長は「群馬県は、都心からの交通の利便性や自然災害が少ないなどのメリットもある。地域からの雇用や企業との連携もさらに進めたい」と話していました。

群馬県には去年から「災害が少ない」といった理由で大手企業が進出する動きが続いていて、県は「製造業の技術力の底上げにつながる。今後もサポートしていきたい」としています。