大谷翔平 移籍後初のノーヒット ドジャースは2連勝

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手は29日、カーディナルス戦に先発出場しましたが、4打数ノーヒットでした。

ドジャースは本拠地、ロサンゼルスのドジャースタジアムでカーディナルスと対戦し、大谷選手は2番 指名打者で先発出場しました。

試合前には大谷選手が昨シーズン、2年ぶりに受賞した「打撃のベストナイン」とも呼ばれるシルバースラッガー賞のセレモニーが行われ、同じく受賞したチームメートのベッツ選手とともに銀色のバットの形をしたトロフィーを前に記念撮影を行いました。

試合は1回、大谷選手の前を打つ1番 ベッツ選手の今シーズン3号となる先頭打者ホームランでドジャースが先制しました。

続いて打席に入った大谷選手はアウトコース低めの変化球をうまく引っ張って鋭い打球を見せましたがセカンドライナーでした。3回の第2打席も変化球にうまく合わせたもののレフトフライでした。

5回の第3打席はノーアウト一塁二塁のチャンスでしたが、変化球を打ち損じてセカンドゴロのダブルプレーに打ち取られました。7回の第4打席は空振り三振でした。

大谷選手は4打数ノーヒットで韓国で行われた開幕戦から続いていた連続試合ヒットが3で止まりました。

試合はドジャースが6対3で勝ち、2連勝です。

大谷 試合前にリハビリの一環としてキャッチボールも

大谷選手は29日、本拠地ドジャースタジアムで行われるカーディナルスとの試合前にキャッチボールを行いました。

去年9月に受けた右ひじの手術のあと、キャッチボールを行うのは今月25日以来2回目で前回よりも短い10メートルほどの距離で球団職員を相手に49球を投げました。

練習の途中からはグラウンドに姿を見せたフリードマン編成本部長が見守る中、右腕と左足の動きを入念に確かめるなどしながら投球フォームを確認していました。

大谷選手は今後2週間ほどは1日おきにキャッチボールを行いピッチャーとしてのリハビリを進めていくということです。