台湾の複数のメディアが28日に伝えたところによりますと、病気を発症したとされるのは南部の高雄に住む70代の女性です。
この女性は台湾のメーカーが小林製薬の紅麹原料を使って製造したサプリメントを3、4年前から摂取していましたが、去年3月に急性腎不全と診断されたということです。
台湾メディアは女性の夫の話をもとに報じていますが、現地の衛生当局は、このサプリメントが病気につながったかどうかはまだ分かっていないとしています。
衛生当局によりますと、域内にも小林製薬の紅麹原料を輸入された記録が見つかったということで、現地の30を超える業者がこれらを使った製品の自主回収などの対応に追われています。
こうしたことから、台湾でもこの問題に高い関心が寄せられています。
「紅麹」台湾でも“サプリ摂取で腎臓の病気を発症”の報道
台湾でも小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを摂取して腎臓の病気を発症した女性がいると報じられるなど、この問題に高い関心が寄せられています。