長期金利 一時0.725%に低下 緩和的な金融環境続く見方広がり

19日の債券市場、日銀がマイナス金利政策の解除などを発表しましたが、市場では緩和的な金融環境が当面続くという見方が広がり、日本国債を買う動きが強まって、長期金利は一時、0.725%まで低下しています。

19日の債券市場では日本国債を買う動きが強まり、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが一時、0.725%まで低下しました。

日銀が19日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除などを決定しましたが、市場では緩和的な金融環境が当面続くという見方が広がりました。

市場関係者は「市場では当面、追加の利上げは行われないという受け止めが広がっているが、このあと植田総裁が記者会見でどう説明するかに関心が集まっている」と話しています。