大相撲 玉鷲 幕内最年長が日本国籍取得 親方目指す上で必要に

大相撲で2回の優勝経験のあるモンゴル出身の玉鷲が、将来、親方を目指す上で必要な日本国籍を取得しました。

玉鷲は激しい突き押し相撲を持ち味に、おととしの秋場所では、昭和以降、最年長で2回目の優勝を果たしました。

通算の連続出場は歴代2位の1592回で「鉄人」と呼ばれていて、今月10日から始まった春場所では18日までに3勝6敗としています。

現在、幕内最年長でことし40歳を迎える玉鷲は、引退後は指導者になることを希望していて、19日、官報に日本国籍を取得したことが告示されました。

日本相撲協会の規定では、引退した力士が親方になるためには、日本国籍であることが必要で、横綱・照ノ富士も3年前の8月に日本国籍を取得しています。