茨城 国道で正面衝突事故 デイサービス送迎車の90代2人が死亡

15日、茨城県土浦市の国道6号線で2台の車が正面衝突する事故があり、デイサービスの送迎の車に乗っていた90代の女性2人が死亡、3人が重軽傷を負いました。

15日午後4時50分ごろ、土浦市荒川本郷の国道6号線でワゴン車と乗用車が正面から衝突しました。

警察によりますとこの事故でワゴン車に乗っていた水戸市の安島和子さん(91)と牛久市の藤咲美代子さん(98)の2人がいずれも体を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。

また、同じ車に乗っていた92歳の男性がろっ骨を、74歳の男性が足の骨を折る重傷で、運転していた33歳の女性も足などに軽いけがをしました。

警察によりますとこのワゴン車はデイサービスを利用する高齢者4人の送迎中だったということです。

乗用車を運転していた50歳の女性にけがはなく、調べに対し「ハンドル操作を誤った」と話しているということです。

現場は片側1車線の見通しのよい直線道路で、警察は女性が運転する乗用車がセンターラインを越えて衝突したとみて、詳しい状況を調べています。