大相撲春場所7日目の見どころ 2敗の新大関 琴ノ若は明生と

大相撲春場所は7日目、2敗の新大関 琴ノ若は、今場所、横綱を破っている平幕の明生との一番です。

春場所は6日目の15日、小結 阿炎が初黒星を喫し、三役以上の勝ちっぱなしがいなくなりました。

三役以上では2敗で豊昇龍、貴景勝、琴ノ若の3人の大関と、関脇 若元春が続いています。

7日目の16日、新大関の琴ノ若は今場所、横綱を破っている平幕の明生との一番です。

過去の対戦では6勝5敗ときっ抗していますが、ここ1年の対戦では4勝1敗と圧倒しています。

琴ノ若は右四つ、明生は左四つの相撲を得意としているため、いわゆるけんか四つで、どちらが自分の形に持ち込めるのか注目です。

琴ノ若と同じく2敗の豊昇龍は1敗の小結 阿炎との好取組です。

過去の対戦では、9勝3敗と豊昇龍が勝ち越していますが、先場所は阿炎が勝っています。

豊昇龍は先にまわしを引いて投げや寄りにつなげたいところ、阿炎は突き放して攻め、懐に入れないことがポイントになりそうです。

角番の大関 貴景勝は過去8勝3敗の小結 錦木と対戦します。

一方、平幕で勝ちっぱなしの2人の力士のうち、大の里は2敗の阿武咲と、新入幕の尊富士は1敗の湘南乃海と対戦します。