中国河北省の飲食店で爆発 ガス漏れか 2人死亡 26人けが

中国の首都北京に隣接する河北省の商店街にある飲食店で13日朝、ガス漏れによるものとみられる爆発があり、火災が発生しました。地元政府によりますと、これまでに2人が死亡、26人がけがをしたということです。

中国の首都、北京に隣接する河北省廊坊の商店街にある飲食店で現地時間の13日朝、8時前に爆発がありました。

中国国営の中国中央テレビによりますと、この爆発で飲食店が入る4階建てのビルが崩れ落ち火災が発生したということです。

地元政府によりますと、これまでに2人が死亡、26人がけがをしたということです。

中国中央テレビが伝えている発生直後とみられる現場の映像では、爆発によるものとみられる大きな煙が立ち上っていて、周辺の車両などから炎が上がっています。

爆発が起きたビルの周辺の建物は、屋根や壁が大きく崩れ、建物の内側がむき出しになっていました。

発生から3時間たったあとも現場周辺には煙が立ちこめ、消防が消火作業を行っていました。

また、爆発があった場所から100メートルほど離れた集合住宅でも窓ガラスが割れたり、窓枠が外れたりする被害が出ていました。

爆発の原因は飲食店でのガス漏れによるものとみられ、消防などが詳しい状況を調べています。